【二人目不妊の原因と対策まとめ】帝王切開・原因不明・母乳など

二人目不妊 原因

二人目の妊娠を希望した時に不妊に悩むケースがあるのをご存じでしょうか。

一人目の妊娠・出産で悩まなかったのに、まさか自分が……とショックを受けることも多いようです。

不妊という言葉に強い衝撃を受けたり、特別な病気のように思いがちですが、いくつかの原因は身近なことだったりします。

ひとつずつ可能性をみてみましょう。

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二人目不妊の原因は帝王切開のせい?どうしたらいい?

最近になって「帝王切開が不妊の原因になる」というケースが知られてきました。これは、帝王切開の傷がきれいに治っていないことが原因です。

帝王切開を行うとき、子宮は大きくなっていますし、子宮を包む筋肉も伸びた状態になっています。大きくなった子宮や伸びた筋肉を切開し、赤ちゃんをとりあげ、その後で縫い合わせます。

産後、子宮は縮みます。伸びた状態で縫合した筋肉が収縮するので、縫い合わせた傷口がデコボコになってしまい、きれいに治らないケースがあるようです。

・傷口のデコボコに内分泌液が溜まる
・デコボコの傷口が完治しないまま少量の出血がダラダラと出続ける
・月経の出血がデコボコの部分に残ってしまって感染症の原因になる

こうした帝王切開の傷の部分が原因で子宮内部に問題が生じ「子宮に入った精子が血液の中を泳ぐことになって卵子まで到達できない」「受精卵ができても血液が邪魔で着床できない」「感染症にかかる」といったことが続き、不妊が続くケースが報告されています。

・一人目を帝王切開で出産
・一人目出産後の生理の期間が長くなった(ダラダラと出血が長期間続く)
・生理痛がひどくなった
・二人目の妊活を始め、避妊せずに定期的に性行為しているのに2年以上妊娠しない

こうした場合は帝王切開の傷が原因になっている可能性があります。産婦人科で超音波検査を受けると傷の状態がチェックできるそうなので、相談してみるといいですよ。

治療法として「傷を縫い直し、いびつな形・デコボコの部分を平らに治す」という手術があります。

こうすることで根本的な治療ができるように思えますが、帝王切開の傷だけが不妊の原因とは限りません。

麻酔や感染症のリスクなどがありますし、お腹を開いて子宮の傷に手を加えることがいいことなのか「縫い直し」には医師の間でも賛否両論あるようです。

「子宮内に溜まった血液を取り除いた後、性行為を行って自然妊娠を待つ」
「傷のないところに受精卵を移植して着床を期待する」

このように、手術をしない方法で二人目妊娠を目指すこともできます。個人の体調や希望によって対応が変わるようですので、納得いくまで医師と相談するようにしましょう。

なお、帝王切開で出産したから必ず二人目不妊になるわけではありません。私自身、一人目を帝王切開で出産しましたが二人目も3学年差で授かっています。

また、二人目も帝王切開で出産しましたが、その後、傷が原因と思われる月経トラブルや感染症などは経験していません。帝王切開=不妊の原因ではありませんので、心配しすぎないでくださいね。

二人目不妊の原因は男性の方にある?対策は?

不妊の原因は男女両方に可能性がありますが、男性の方が「不妊」という言葉に敏感で、ショックを受けやすい傾向にあるといわれています。

「男であることを根底から否定された」「役立たずと責められている」「バカにされている」「人としての価値を否定された」こんな風に感じてしまい、不妊を自分のこととして受け入れられないケースが多くあると言われています。

とてもデリケートな問題で、例えパートナー同士でも話題にしづらく、なかなか治療に結びつかないことも珍しくないそうです。

「一人目は問題なく授かったから、不妊であるはずがない」
「男は還暦を過ぎても子作りに問題はない」

プライド、女性との体の違い、一人目という実績、こうしたことから不妊と向き合うことが難しい男性も少なくありません。しかし、男性に二人目不妊の原因があることがあります。

精子を作る機能が充分でない
精子の通路にトラブルがあり、体外へ必要な量が出ていない
性行為を続けるのが困難

男性の不妊の代表的な原因はこの3つと言われています。原因は「精神的なストレス」「加齢」「腫瘍」「ホルモンバランスの乱れ」「ミネラル不足」などさまざまで、複数の要因が関係していると言われています。

二人目の妊活を始めた時、生活環境はどうなっているでしょうか。職場で昇格した、上の子の育児、親の介護、パートナーとの関係など、一人目の妊活の時とは状況が大きく変わっていると思います。

睡眠不足、疲労蓄積、栄養不足、タバコや飲酒の習慣など、変わっている点が多いのではないでしょうか。

ひとつひとつは小さな変化でも、それが積み重なって体に影響を及ぼし、二人目不妊に繋がっている可能性があります。

「精子の量が減る」「精子の質が低下する」ということは解りにくいことですが、「性行為が以前に比べて億劫になる」「気力が沸かない」といった肉体的にも精神的にも「つらい」と感じることはありませんか? それが不妊の原因であることも少なくありません。

不妊は決して「特別な病気」「男の機能が失われた」ということではありません。「自然な体の変化」「生活を改善するきっかけ」というように考えて「体のケアをすることの延長に不妊を考える」と思うと気が楽になると思います。

男性に不妊治療を勧めるのはなかなか難しいかもしれません。いきなり「不妊治療する!」というのは避けた方が無難でしょう。

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まず「生活の質を改善する」ということを目標に掲げてみてください。そして「今の体がどんな状態なのか」を把握し、それが「性生活にどんな影響を与えているのか現状を確認しよう」という風に話を持っていくのはどうでしょう。

原因が判明すれば治療ができます。ちょっとしたサプリメントのようなものを服用すれば解決するかもしれません。腫瘍など大きな病気を発見するきっかけになるかもしれません。

不妊治療は「男」を否定するものではありません。健康チェックの一環、体の状態を把握する手段として考えられるといいですね。

二人目不妊の原因不明の場合は人工授精・体外受精に早めにステップアップしたほうがいい?

一般的に不妊治療には次のような方法があります。

タイミング指導
人工授精
体外受精
顕微授精

(1)と(2)は自然妊娠に近い方法で、(3)と(4)は高度な技術と設備が必要になり、治療できる病院が限られます。

まず(1)タイミング指導は、女性の排卵日に合わせて性行為を行い、自然妊娠を目指すものです。これは「不妊治療」というより「一般的な妊活」と感じられるかもしれませんね。

自然妊娠の場合、妊娠する確率は20代前半で30%、30歳で20%、35歳で10%程度といわれています。

男女それぞれにトラブルがなく、タイミングが合っていても1年くらい妊娠しない可能があると言えます。

女性の排卵日に合わせて月2~3回の性行為をしても2年くらい妊娠しない場合に、不妊の可能性を考えるのが一般的です。まず、タイミングの計り方を考え直す所からスタートするようです。

(2)人工授精は男性から精子を採取し、排卵日に合わせて女性の膣内や子宮内に精子を人の手で入れる方法です。

・排卵を誘発したり、排卵日を予測する
・採取した精子をチェックし、奇形や運動性能が低いものを取り除く
・確実に膣や子宮内に精子を入れる

こうしたことから、5回に1回は成功する、と言われています。人の手で手助けしますが自然妊娠に近いので、高度な技術は必要ありません。半年から一年くらいで成功すると言われています。

ただ、5回以上(2)人工授精を続けても妊娠しない場合は、(3)体外受精を勧められるケースが多いようです。

(3)体外受精というのは「女性から卵子を取り出す」「男性から精子を取り出す」「卵子と精子を同じ容器に入れる」「容器の中でできた受精卵を女性の子宮内に戻す」という流れになります。

女性は「排卵誘発剤を飲む」「容器の中でできた受精卵を子宮の中に入れる」「受精卵が着床するかチェックする」ということが必要になります。

また「受精卵を子宮内に戻す」ことになるので、(2)人工授精よりも高い技術が必要になり、費用も高くなります。

(4)顕微授精は「卵子と精子を男女の体から取り出す」「精子を選別する」「顕微鏡で見ながら、卵子の中に精子を人工的にいれる(受精卵を人が作る)」という作業を行った後、子宮内に受精卵を戻すことになります。

(3)体外受精よりもさらに高度なテクニックと設備が必要になるため、費用もさらに高額になります。

不妊治療のステップアップについては、年齢、費用、不妊の原因、病気の有無などによって異なります。治療を受ける人の状態によっては最初から(3)か(4)を選ばなければならないケースもあります。

じっくり(2)を続ければ妊娠できる人もいますし、時間や費用に余裕がないケースもあります。Aさんと同じ方法がBさんにもいい、というものではありません。

人によって最良の方法というものが異なり、模索し選択するのも難しいデリケートな問題です。医師と相談し、時にはセカンドオピニオンなども活用しながら決めていくのがいいですね。

二人目不妊の原因は母乳の授乳とどんな関係がある?断乳したほうがいい?

二人目の妊娠を考えた時、問題になりやすいのが「授乳」です。二人目を希望する場合は断乳すべきか迷ってしまいますよね。

まず、授乳中、ママの体は生理がストップし、排卵が起こらない状態になっています。

これは赤ちゃんが母乳を飲む(乳首を吸う)刺激を受けて脳が「母乳が必要」と判断し、プロラクチンやオキシトシンといった特別なホルモンを分泌するよう指令を出しているからです。

プロラクチンやオキシトシンというホルモンが分泌されている間は、排卵も生理もストップするため、妊娠しない状態が続きます。また、ホルモンの働きによって子宮が収縮し、元のサイズに戻っていきます。

授乳をやめて赤ちゃんが吸う刺激がなくなると、脳はプロラクチンやオキシトシンを分泌させる指令を出さなくなります。これによって生理が再開し、排卵も起こるようになります。

つまり、授乳を止めると「月経が起こる状態」になり「妊娠可能な体」になります。授乳をストップすることが二人目妊娠に繋がると考えられます。

また、授乳中に妊娠したとしても、プロラクチンやオキシトシンには「子宮を収縮させる(元のサイズに戻そうとする働き)」がありますので、流産の可能性が出てきます。

二人目妊娠には、授乳ストップがポイントになりますね。ただ、卒乳か断乳か、というのは子どもの月齢やママの考え方にもよります。

離乳食を食べられるようになり、栄養面で母乳が不要でも、授乳という行為自体が「赤ちゃんの心の栄養」になっていることもあります。

特に、夜はママの抱っこ・授乳が欠かせない、という子も多いですよね。私の上の子も授乳しながら眠るのが習慣になっていました。

授乳ストップについては、上の子の心のケアが重要なポイントですから、状況に合わせて上手に授乳ストップしたいですね。

不妊の原因は複数絡み合っているので1つずつ着実に

二人目不妊には多くの原因があげられ、しかも複数の原因が絡み合っていて簡単に解消できないケースも多くあります。

ただ、焦りは禁物で、強いストレスもマイナスの影響を与えかねません。

家族の状態や生活環境を大切にしながら原因を探り、解決策をみつけていきたいですね。

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