出産予定日を超過した経産婦と初産の方へ。出産までの流れと過ごし方

出産予定日 超過

臨月になり、出産予定日が近付いてくると赤ちゃんと対面する日が待ち遠しくなりますよね。ただ、初産の場合は予定日超過することが多いと言われますし、経産婦でも予定日を超過することがあります。

そんなときの出産までの流れや処置、どんなことをして過ごせばいいのか、まとめてみました。

スポンサードリンク

出産予定日を超過した経産婦・初産の予定日以降の処置や流れは?

出産予定日を超過することは珍しいことではありません。初産、経産婦ともに超過することはよくあります。

そもそも、出産予定日は計算から算出したものです。月経周期、妊婦の体調、赤ちゃんの成長など、個人によって異なる事情は考慮されていません。ですから出産日と予定日が異なることは自然なことです。

早産:妊娠22週以降であって、妊娠37週よりも早いお産
正期産:妊娠37週~妊娠41週のお産
過期産:妊娠42週以降のお産

このように区分されています。つまり、予定日よりも2週間早く生まれても正常、予定日より1週間遅れても正常ということになります。

初産の場合、予定日超過しても特にトラブルがなければ様子をみることが多くあります。妊婦の側から強く希望しない限り、入院して誘発、ということにはなりません。

様子を見る時は「ウォーキングをしなさい」「軽い運動をしない」といった、指導がされます。とにかく体を動かすことが大切と言われます。

経産婦の場合は超過しない、というようにも言われますが、そうとも限りません。経産婦も大きなトラブルがない場合は様子をみる、ということになります。

ただ、経産婦が予定日を超過した場合、医師から「入院して出産を促す」ということを提案されることがあります。

これは「一度経験しているから『お産を記念として考えることが少ない』」ということや、「上の子のことがあるので、ある程度、計画的に産みたいと希望する」というケースがあるからでしょう。

予定日超過したときの陣痛の誘発方法

予定日超過で入院する場合、次のような方法で陣痛を誘発します。

卵膜剥離:内診の時の「グリグリ」

これは医師が内診の時に指で行う行為で、子宮の壁から赤ちゃんが入っている卵膜という膜を引き剥がすものです。子宮口のあたりを指でグリグリ押します。出血と痛みを伴いますが、これによって陣痛が誘発されます。ただ、陣痛が起こるまでの時間は人によって大きく異なります。

薬による陣痛誘発

いわゆるグリグリをやっても陣痛がこない場合、薬によって陣痛を誘発することがあります。薬がよく効く人は早いペースで陣痛が来てお産が進み、心の準備ができる前にMAXの陣痛を感じて大変だった、というママも居ます。この処置をして陣痛が来てもなかなかお産が進まないケースもあります。

バルーンを使って子宮口を広げる

これは子宮口の部分に風船のようなものを入れてゆっくりと子宮口を広げ、その刺激で陣痛を誘発する方法です。感染症の可能性や時間が掛かるといったことから、この手法をとらない産婦人科もあります。

帝王切開

赤ちゃんが逆子のまま、臍の緒が赤ちゃんの首や腕に巻き付いている、胎盤の機能が低下している、ママが長時間の分娩に耐えられないなどの理由がある場合は、帝王切開で出産することになります。

ちなみに私は初産の時「様子をみましょう」と言われ、年末年始を挟んでしまい、41週になってから「バルーンで誘発しましょう」ということになりました。

結局、処置をした数時間後、赤ちゃんが逆子のまま、かつ、NSTで胎児の心拍低下が確認されたため、緊急帝王切開になりました。

人によっては、グリグリで効果がなく、薬を使ってもなかなか陣痛が来ない。薬を増やしたら一気に陣痛が強くなったものの、産道がうまく開かなくて帝王切開になった、というまさにフルコースの人もいます。

分娩は終わるまでなにが起こるか解りません。最後の最後で大どんでん返し! というようなケースもあります。

なお、分娩日時に関しては、病院側の受け入れ体制も大きく影響します。今は分娩できる産婦人科が減っており、地域によっては常に満床の状態が続いている産婦人科もあります。医師には「ベッドが空いている時に産ませたい」という本音があるのかもしれませんね。

分娩に対して、色々な考え方がありますが、赤ちゃんやママの安全・体調を第一に考えたいですね。

出産予定日を超過した時の過ごし方

予定日を超過した場合、初産・経産婦ともに「体を動かすこと」が勧められます。次のような方法で体をしっかり動かしてみてはいかがでしょうか。

🌑1日1時間以上のウォーキング

🌑スクワット
🌑マタニティ・ヨガ
🌑マタニティ・スイミング
🌑パパと仲良しする

腰痛があったり、体調が優れない場合はムリしないでくださいね。ですが、基本的には体をしっかり動かすことがポイントです。

12月がお産の方は、家の大掃除を頑張ってみるのもいいですし、経産婦で秋に出産予定の場合は上の子の遠足で動き回るのもひとつの手です。

私は上の子の芋掘りに参加し、一日中、農園の中を2歳児抱っこで動き回った結果、翌日、陣痛が来ました。上の子の時は10日以上超過したのに、下の子は出産予定日より半月以上早く陣痛が来て驚きました。体を動かすことは大切ですね。

また、パパの協力を得て仲良しするのもひとつの方法だそうです。ただし、感染症予防のために衛生面には気を付け、膣内を傷付けないよう配慮し、コンドームを付けるようにしましょう。

久しぶりといってパパが頑張りすぎないように、あくまでちょっとママの体を刺激するくらいの気分で仲良しするようにパパにお願いしましょう。

とにかく、イライラしない、むりをしない、できる範囲で体を動かす、ということがポイントです。

スポンサードリンク

出産予定日を超過した原因は?ストレスのせい?

出産予定日を超過する原因はいろいろあります。

そもそも、出産予定日は月経周期が28日と固定して280日を足した計算上の日付です。人によって、月経周期の違い、母体の体調、赤ちゃんの成長具合、ホルモンバランスなど、いろいろなことが異なります。

出産予定日は目安として計算式で出されたものですから、実際の人の体と一致しないことがよくあります。ですから、出産が予定よりも遅くなったとしても深刻に考えることはありません。正期産の期間に産めばいい、というくらいに思っておきましょう。

たた、出産が遅れる原因のひとつとして「ストレス」があると言われています。これは、強いストレスが掛かることで自律神経のバランスが崩れ、ホルモンバランスが乱れていることが要因と考えられるからです。

また、出産に対する不安やマイナスイメージが強すぎてママが寝不足になったり、体を動かさなかったり、食事をしなかったりすると母体はよくない状態になってしまいます。

臨月、特に予定日前後はリラックスして過ごしましょうとよく言われますが、それが難しいこともあるかもしれません。

お腹はパンパン、足はむくむ、体重管理中、腰痛、胎動も激しく痛い、体が動かしにくい、自由に動き回れない、いつ陣痛・破水が起こるか解らない、そんな中でリラックスするなんてムリ! と思うかもしれません。

そんな時は、いろいろと想像してみてはどうでしょうか? 自分の小さい頃にそっくりな赤ちゃんだったら? 夫にそっくりな赤ちゃんだったら? いやいや、祖父母に似ていたら? 実はびっくりビッグな赤ちゃんだったら?

赤ちゃんが生まれて、自分だけの体になったらなにをしたいか。入院中は赤ちゃんの面倒を看護師さん達がみてくれるので自由時間ができます。誰にも邪魔されない自由時間になにをしよう?

退院するとき、どんな服を着せて記念撮影をしよう? 家に帰ったらどこに寝かせて、どこでオムツ替えをしよう? 母乳がすぐに出なかったらミルクが必要。ほ乳瓶の消毒や洗い方、ミルクの作り方は? 産まれて直ぐの赤ちゃんはミルクをどれくらい飲む?

などなど……。考えているといろいろ笑えたり、調べなきゃ! と思ったり、自分が読みたい本や、やりたかったゲームを準備する、など。色々な妄想が広がるのではないでしょうか?

人によって手段はそれぞれですが、一度、予定日を忘れて「自分はなにをしたいか」「自分の子供になにをしてあげたいか」そんなことを考えてみてはどうでしょう? そうすることで、少しイライラが軽減されるかもしれません。

出産予定日を超過はいつまで大丈夫?赤ちゃんの体重はどうなっちゃう?

先にも紹介しましたが正期産は妊娠37週~妊娠41週です。妊娠41週6日までは超過しても大丈夫です。

そうはいっても、最近は41週6日まで待つケースは少なく、予定日を数日過ぎると医師は入院して陣痛を誘発することを勧める傾向にあります。

予定日を過ぎて入院を勧められた時、初産のママの中に「自然に任せたい」「自然な出産を望む」「もう二度とない初めてのお産は自分の理想にできるだけ近付けたい」こうした願望を口にされる方がいるそうです。

医師の手によって人為的に陣痛を誘発したり、帝王切開で人が意図的に取り上げることをよく思わないのでしょう。そうした方は予定日を超過しても入院を拒むという話を聞いたことがあります。しかし、医師は母体・赤ちゃんの命を心配しています。

赤ちゃんがお腹の中にいるメリットよりも、胎盤機能低下による酸欠・栄養不足・感染症などのデメリットの方が大きい。

医師はそう考えるそうです。場合によっては帝王切開よりもデメリットが大きいとまで言われます。

予定日を超過して胎盤機能が低下した場合、羊水の質が悪くなっていることがあります。羊水が濁っていたり、質が悪くなっていると赤ちゃんが感染症にかかっている可能性があります。このため、出産時に羊水を採取して検査することがあります。

出産予定日を超過した時に考えられるリスクは胎盤や羊水の状態以外にも「赤ちゃんの体重が増えすぎる」ということがあります。

お腹の中にいる間、赤ちゃんはどんどん成長していきます。妊娠37週になれば赤ちゃんの体の機能は完成していて、その後は「皮下脂肪がついて赤ちゃんらしくふっくらする」という成長がメインです。

お腹の中にいる期間が長ければ長いほど、赤ちゃんは大きくなります。場合によっては4,000gを超えることもあります。

生まれた時の体重が4,000gを超える赤ちゃんは巨大児と呼ばれます。ママの体(骨格)の大きさにもよりますが、体重が4,000gを超えていると難産になる可能性が高く、分娩時間が長くなってママにも赤ちゃんにも負担が掛かります。

・産道の途中で引っかかってしまってお産が進まなくなり、赤ちゃんが長時間酸欠になる。
・産道を通る途中、赤ちゃんの体が圧迫されすぎて骨折する
・ママが妊娠中に糖尿病だった場合は、赤ちゃんに黄疸・低血糖・心不全などの異常がある可能性

こうしたデメリットが考えられるので、予定日を超過することをよく思わない医師もいます。

赤ちゃんの体重は超音波検査でチェックすれば推定できます。4,000gを超えそうだ、と医師が判断した場合は早めに出産を考えることを提案されることがあります。

超音波検査で体重が2,500gを超えていると推定されれば「いつ産まれても大丈夫ですよ」と言われるでしょう。そうなった場合は予定日を超過した時のことを考えてみるといいですね。

まとめ

出産は命に直結するものです。できることなら自分の理想の出産を経験したいですよね。ですが「貴方の理想の出産にはデメリットがある」と意見する人が現れることもあります。

そんな言葉に苛立ちを感じたり、葛藤を覚えることがあるかもしれません。しかし、命に関わることですので、色々な立場の人の意見を聞いて予定日超過について考えてみたいですね。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です